Interview
整備を通じて自分の成長を感じることができる。
自分の選んだこの仕事が誇りです。
- YAMASHITA Kouhei山下 浩平
- 整備課
2010年入社
迫力と細かな作業
大型車ならではの「やりがい」に魅力を感じています
整備士になろうとしたきっかけは、バイクが好きという原点からだと思います。自動車学校でお世話になった先生が大型車ディーラー出身の方で、珍しいかも知れませんが授業や合間に結構大型車の話をしてくれたことも、大型車に興味を持ち進路を決めるきっかけとなりました。先生に色々教わっていくうちに、個人のお客様に車の特徴を伝えていく乗用車よりも、車の構造や消防車など多岐にわたる商用車の仕様の話ができて、会社単位のお付き合いの中で信頼関係を築くことができる大型車のディーラーに進路を決めました。
実際に大型車のエンジンや構造を初めて見た時は迫力に圧倒されましたけど、一つの部品が高価なのでユニット交換ではなくオーバーホールをおこなう細かい整備内容が面白そうと感じることができたので、会社見学などで実際に仕事風景を見ておくことも大切だと思います。
大型車は「はたらくクルマ」として工事現場をはじめ、色々な物を運ぶために街中を走っていますし、トラックやバスに注目すると思ったより身近に感じると思いますよ。
整備で求められる速さは単なる作業の速さではなく
段取りや手際の良さだと思っています
私の仕事は整備をすることですが、最近になって整備以外のことにも気を配るようになってきました。メカニックは一人でできることは限られていますので、当社ではチームを組み、連携して大型車の整備をおこないます。整備はリフトアップやクレーンなどの重機を使っておこなうので「死角」をなくすための声掛けや笛を使い連携して整備にあたります。
朝礼やミーティングで「安全安心」に繋がる話し合いは常に行っています。時には急を要する場面もありますが、焦って整備をしているメカニックがいないかを冷静になって見ることも率先して行っています。焦っているようなら落ち着いて安全に整備を行うように促すように声掛けをしています。
私には今でも忘れられない先輩からの言葉があり、「単なる整備の速さは必要ではない。お客様の信頼を得るためには安全に整備された車輌をお客様に提供することだ」と親身になって叱ってもらったことを今でも忘れず教訓にしています。
これからの大型車は時代に合わせて変わっていく
自分も新しい技術や資格を習得するためにチャレンジし続けていきたい
これからは環境に配慮されたハイブリッド車やコンピューター制御によって、安全に走る事ができる次世代の大型車が主流になりつつあります。新型が発表された時はとても気になりますし、チームの仲間と車の仕様や構造について話をすることも楽しみの一つです。
最近になってチームを任されることも増え、良い関係を築いていくために若手の意見を取り入れたり、プライベートでの付き合いなどで意外な一面を発見するなど、何でも話せる信頼関係を保ちながら仕事を進めています。
良い関係と言ってもチーム内で厳しく遵守していることもあります。時にはミスをすることも、ミスを発見することもあります。そういう時こそチーム内で話をして、防げるミスを事前に防ぐように全員の意識改革が必要です。一つのミスには何十個の「ヒヤリ」があるからです。
「速さではなく安全を優先する」
いくら制御された新しいタイプの車が開発されても、整備を怠ることにより大事故に繋がるので全員で「安心安全」を心掛けています。
自分のこれからのキャリアを考えた時に、検査員や実際にお客様と接するフロントなど先輩方が実現させているキャリアアップにも挑戦していきたいと思っています。
Scheduleとある一日のスケジュール
9:00 出社
出社後すぐに今日の整備台数をチェック。
9:30 整備
午前中は車検整備を行ないます。
12:00LUNCH
13:00 整備
昼からは大型車の整備なので作業内容を
チームで共有。
16:00 整備
あと少しで終わるので安全確認を確実に行なう。
18:00 退社
明日に備えて車輌を入れ替えておきます。
使用したレーンを整理整頓、清掃をして
本日は終了。
繁忙期には残業することもあります。